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2006年11月30日

11月29日(水)「海彦・山彦会議in北九州2006」レポート♪

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北九州市 鈴木茂助役のご挨拶により、ムラサキの日本酒「IDEURA」で乾杯!

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「リーガロイヤルホテル小倉」多田隈総料理長と野菜ソムリエ能美幸子さんによる
地元野菜盛りだくさんの地産地消フルコース♪ メニューは生産者の顔写真入りです

●野菜ソムリエ能美幸子さんの特製メニュー メニューを大きな画像でひらく

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11月29日(水) 18:00〜21:00
リーガロイヤルホテル小倉で開かれた
「小倉のまちづくりを考える会」フードカルチャー委員会の例会
「海彦・山彦会議in北九州2006」
「紫咲グルメとコントラバスの夕べ」に参加してきました。

その席で私は講演を仰せつかりまして、
自分達が地道に取り組んでいる食育&食文化活動
「紫咲川美食循環計画」のお話をさせてもらいました。

緊張しすぎました。でも、おかげ様でまた成長できました。

「大役だったね(笑)」と反鎌十心さん。先に言ってくれよぉ!
直前の前日夜にファクスで届いた名簿を見て…
なにしろ驚いたし、その時点で手に汗かいた。

○○ガスの社長とか、○○ホテルの社長とか、○○鉄道の社長とか
びっしり経済界の代表格ばかり、77名。
権威に弱いのか? そうかもしれんけど、それよりも
せっかくの美味しいお料理、素晴らしいコントラバス演奏に
水を差すようなことになると、どうしよう…と。

だって、いつも私達がやっていることといえば
農家さんと田んぼで作戦会議したり、料理人さんとメニュー考えたり
とくにお話しなければならないようなことは…あまりないわけで
それよりも、新商品のアイデアをしゃべってしまったらどうしよう…
とか、むしろお話できないことのほうが多いのです。

とはいえ、お話のあとはスイッチ切り替えて…
美味しいお料理と、ご挨拶や名刺交換、と充実でした。

野菜ソムリエの能美幸子さんは、さすがに場慣れしてて
各テーブルを廻りながら、野菜の解説や感想インタヴュー
たじろいではおられん。私も慣れていこう。

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1皿目「河豚マリネと矢野浩一さんの育てた大根のマリネ ズワイ蟹のタルト添え」

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2皿目「塚本茂さんの育てた小蕪のグルーンスープ カプチーノ仕立て 金箔添え」

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リーガの特製3色パン(竹炭パン、春菊パン、紫川源流ブルーベリーパン)

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春菊パンのシャキッと感が素晴らしい!竹炭とブルーベリーもたいへん美味しい

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3皿目「小倉牛ロース肉のスパイス風味ロースト シンプルなジュと小倉野菜添え」

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キャベツに包まれた「小倉紫咲米100%のリゾット」。豊かな風味で強烈な存在感!

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4皿目「若松トマトに詰めた旬野菜のサラダ 透明トマトエッセンスゼリー添え」

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デザートは… 「チョコレートのミルフィーユと抹茶のクリーム 苺のソルベ添え」

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塔のように重ねられたチョコと抹茶クリーム。和と洋の香りが奏でる悦楽のモンタージュ

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響ホール室内合奏団コントラバス奏者 北崎千代佳さんの演奏。うっとり、ためいき〜

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野菜ソムリエ能美幸子さんが今回のためにセレクトした地元産の厳選お野菜の数々

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会場インタヴューで登場した「アンプティスター」長谷川満子シェフのイチオシ
2006年秋に開催された北九州市主催「北九州らしいお土産コンテスト」で金賞受賞した
「小倉紫咲米のビスコッティ」。 オーナー自ら田植えから参加している逸品です


ムラサキの日本酒「IDEURA復活古代紫咲」おかげさまで大好評です☆


飲食店を経営なさっている女性のコメント「女性にもおすすめしたいですね♪」

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●こんなお話をさせて戴きました。 《講演内容》

はじめまして。「紫咲川美食循環計画」の新宅と申します。
ブランド推進協議会の後藤様(丸ふじ)、金丸様、金様(アヴァンティ)より
お声がけ戴き、夏に反鎌十心様のラジオ番組に出演させて戴きました。
その後、豊川様はじめフードカルチャー委員会の方々に反鎌様よりご紹介戴き
このたび、「小倉のまちづくりを考える会」の例会という場を戴いて
私達が地道に取り組んでいる ムラおこし「紫咲川美食循環計画」の
活動発表をさせて戴くことになりました。 ご縁に感謝しております。

「紫咲川美食循環PROJECT」とは
2004年の秋に始めた「田琴の月」という市民参加による農業体験の活動を元に
その後2005年の春から本格的にスタートした北九州独自の食文化活動です。
我がマチのシンボルである「紫川」の流れを軸に、源流域では原料を栽培し
その農産物を河口域の匠の方々(料理人、パティシエなど)と加工調理して
マチの名物となるメニューやお土産品を開発しよう。という食文化活動でです。

「紫咲川美食循環計画」は、地元食文化の発展を目指すほかに
紫川源流のムラの環境を守ろう! というエコロジー活動でもあります。
皆様も、紫川の源流のひとつで、あの美しい棚田が広がる「井手浦」に行かれると
きっと、「この美しい里を守り伝えたい」という思いが、湧き上がってくるハズです。

車の「プリウス」や、イチローが宣伝しているガソリンの「環境ハイオク」など
「エコ」という言葉に、私達は毎日ふれるようになってきましたが
「エコ」とは何か? というと、ご存じのように「環境」と訳される言葉です。
で、環境というと、なんだか堅いようなイメージの先入観がある気がしたもので
私達は「環境」ではなく、「循環」という言葉を使いました。「ぐるぐる」のことです。
英語では「エコ」。フランスでは「ビオ」といい、これは「生態系」の意味もあります。

元気な農産物が育つには、本来の土の力が高いことが必要であり
その土の力というのは、その土に生きる微生物の数で知ることが出来ます。
もともと土には多くの生き物達が住んでいて、その命の繋がりである「生態系」が
土を豊かにしてくれて、恵みであるお野菜や果実が育ってきました。
日本の一般的な、現在的な農法を行っている畑を調べると、これは一説ですが
そこに住む微生物の数は、なんとサハラ砂漠よりも少ないとも言われています。

「豊かな命の繋がりが土を育てる」その原則を考えると「?」マークだらけな話ですが
手間をかけずに育てる。大量に収穫したい。と、「便利さ」を求めた結果であり
そのおかげで、私達は、食べ物に困らずに暮らせているのですね。

ところで、「エコ」の反対語とは何でしょうか?

きちんとした反対語がもちろんあるのでしょうが
私は、「エコ」の反対語は「便利」ではないかと考えています。

今どこででも手に入る「おにぎり」は、とても便利ですが、健康に良いわけではない。
詳しい話は、西日本新聞の「食卓の向こう側」に書いてあります。

喉が渇けば自動販売機でジュースを買う。便利ですが、膨大な電気を使っている。
これも一説ですが
日本中の自動販売機をなくせば、電発を2〜3個は止められる。とも聞きました。

大きなショッピングセンターはじつに楽しくて、じつに便利ですが
それによって、近所の市場や、商店街が消えた。または幽霊状態になった。
これは、単に「買い物するための場所」が消えたという問題ではなくて
「人と人との暖かいコミュニケーションの場」が消えたということと
「顔が繋がることで繋がっていた安心」が消えたということではないかと思います。
代わりに、情報システムで安心を保証する「○○認定」が現れています。

そして、大きなショッピングセンターには、大きなメーカーの商品がならんで
各地の小さな造り手が守り伝えてきた「無名の良品」は大苦戦を強いられています。
高付加価値戦略に切り替えて、生き残ろうとしても、現実はなかなか難しい。
つまり、価格が強いメーカーと、一部の高級ブランドへの2極化です。

で、ちょっと話がそれましたが
「便利」ということを追求するあまりに、もしかしたら、失ったものもあるのではないか?
失った者があるとしたら、それはなんだろう? と考えてみたのです。

おにぎり がいつでも手に入る「便利さ」と引き替えに、食の安全を失った。
缶ジュース の「便利さ」は、原子力によって支えられている。という現実。
お買い物しやすい 「便利さ」と「楽しさ」と引き替えに、「人情」を失った。

とはいえ、私新宅は、ケータイがないと仕事をスムーズにすることはできませんし
車がないと生活できません。 夏にはクーラー、冬は石油ストーブを手放せません。
「便利」をやめる。という選択は、誰だってそう、現実には不可能なのですね。

でも、失ったものを箇条書きにしてみると… 取り戻すべきものも多いハズです。

「便利」と引き替えに失ったものの数々。 その中のどれと、どれを
自分は、自分達は取り戻すべきなのかを、考える時間が必要かなと思います。

私は本音を言うと、お買い物は、ショッピングセンターで、不満ありません。
でも、小さな頃には元気だった商店街が寂しいのは、自分も寂しくなります。
そこで、できるかぎり商店街で買うことをベースにして
そこでは買えないものをショッピングセンターで買うことにしました。
「便利」と「循環」の合わせ技。 ハイブリッドということですが、意外に快適です。

缶ジュースの他、自動販売機では物を買わないので、これは問題なし。

で、「便利おにぎり」ですが、正直、ときどき買うことがあります。
でも、それを食べて戴いたエネルギーで
「どうすれば次回から買わなくて済むか」考えながら食べるようにしています。
こういうのも… 合わせ技=ハイブリッドと言えるでしょうか?

このように、「便利」と「循環」をどのように使い分けたらベストなのか? と
この判断はとても難しい気がしますが、私はこう考えるようにしています。
「今あるものは最低限、守り伝えたい」

地元に棚田がないなら守りようもないし、酒蔵がなければ伝えようもない。
カルスト台地が好きなだけなら「秋吉台」でいいのですが
私が「平尾台」を愛しているのは地元だからなのです。
そして、その鍾乳洞から湧き出すミネラル豊かな天然水が
「井手浦(いでうら)」の天米を育んできてくれた歴史があるからです。

消費とは、お買い物とは「選択」の連続です。
こちらの商品を選ぶことがどうなことに繋がるのか?
もうひとつの商品を選ぶことで何が守れるのか?

地元にまだある、守り伝えるべきものを、守り伝えることに繋がる選択を
自分達は、その選択肢のほうを選びたいと考えています。
このような、とてもシンプルな思いで、私達は動いています。
どうぞ、これからも応援よろしくお願いします。

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●北崎千代佳さん http://chiyokabass.blog.ocn.ne.jp/

●アンプティスター http://blog.creha.net/index.php?itemid=25

●豊川設計事務所 http://www.kk-toyokawa.com/

●ダブ・ジャパン http://www.dabjapan.com/

●リーガロイヤルホテル小倉 http://www.rihga-kokura.co.jp/
posted by 八百萬の酒 田村本店 at 11:00| 福岡 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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